2004-05-01から1ヶ月間の記事一覧

アップル/マッキントッシュ

そういやコンピューター開発ということでは、アップルのスティーブ・ジョブズとかもカウンターカルチャーの中の人だった。1984年というモチーフのCM、有名だそうで、昔授業でも習ったっけ。 vedaさんのおっしゃる通り、パソコン普及という点では確かにカウ…

うーむ、困った

昨日の日記については、ちょっとした個人的なつぶやき、もしくは心の引っ掛かりくらいのつもりで書いてみたんだが、vedaさんからコメントを頂き、ああ、ちゃんと考えてみた方がいいな、とあらためて思った次第。 でも私もカウンターカルチャーの当事者じゃな…

これは自分への苦言でもある

何も考えてない馬鹿者だった自分の、あまりのイタさ、恥ずかしさに悶絶。

ラブ&ピースとかって、そんな簡単に口にしちゃイカンのじゃなかろうか

最近ちょっと考えてるんだが、カウンターカルチャーってどうなんだろう。 ビバ!カウンターカルチャー!ヤッフー!60年代!って感じに捉えてた頃もあったんだけど、今はかなり懐疑的な目で眺めてたりする。 カウンターカルチャーの当事者は、自分達が否定し…

クリスティとマローワン、そしてアラブ

アガサ・クリスティの『杉の柩』というミステリーがある。 恋人の心変わりに悩んでいた主人公の女性が、彼の心変わりの原因となった女性を殺害したのでは、という嫌疑をかけられ…ってな話なんだが、登場人物らにクリスティ自身の最初の夫と2番目の夫に対する…

音楽は専らオルタナばかり

私は友人が少ない。仮に結婚式でも挙げることになった場合、新婦側の友人というのがえらく寂しいことになるだろう。って、なんか書いていて思わずしみじみするわ。 そんな貧相な交友関係において、文学と音楽に関してはその判断に一目置いていた友人がいる。…

桃缶

桃の缶詰は多くの人にとってどうも特別な位置付けにあるというか、缶詰界の女王扱いされてるような印象があるんだが、万人の味覚に訴えるなんだかすごいものを持ってるんだろうか? ちなみに私は幼少の頃より桃缶嫌いだ。缶詰の桃が使われているフルーツゼリ…

MTV世代

アレクシーの本の帯には「MTV世代のネイティブ・アメリカン小説」というコピーがあったらしい。私が持ってるのは古本で手に入れたやつで、帯がついてないから実際は見たことないけど、エディター・レビューにもこの文言が載ってるのは確認ずみ。 で、この「M…

キーワード

はてなダイアリーの仕組みがよくわかっていない身でこんなこと言うのもおこがましいが、作成されてるキーワードに結構ヌケがある。ほー、こんなことまで掬い上げてるの!と感心するような語句がキーワード化されてる一方で、あれも無い、お、これも無いわと…

蛇足

えっと、当方の日記、ほとんど誰も見てないと思うし、自分でもそのつもりで極私的な好き嫌い云々を書いてたりするし、こんなこと付記してもどうなんだか甚だ疑問ではあるが、「シャーマン・アレクシー」で検索かけて辿り着かれた方がおられるようなので、一…

No laughing matter

「自分がインディアンでなきゃいいのに、って思うことがあるの」チェッカーズがいった。 「それこそ自分がインディアンだって証拠じゃない」チェスはいった。 「自分の人生でやだ、って思うことがなかったら本物のインディアンじゃないわ」 『リザベーション…

日本人は無宗教か

id:vedaさんが日記でちょっと触れておられた標記の話題について、私自身の思うところをつらつら書いてみる。まず「宗教」というものの定義について。基本的には、宗教とは「人がこの世界/宇宙をどのように理解して捉えているか、秩序づけているか」というこ…

『リザベーション・ブルース』

ざっくりと読んでみたところ、悪くない。哀しいようで、どこか笑える。 ジム・チーに通じる佇まいもあり、彼の人々の美しさを再認識。

チャールズ・ウィリアムズをめぐる戯言

トールキンやC・S・ルイスのインクリングス仲間でもあるチャールズ・ウィリアムズ、最近日の目をみるようになってきてるようで。いいことだ。これもハリポタ/LOTR効果か?チャールズ・ウィリアムズの『万霊節の夜』をちゃんと読了する人がいる、ということに…

安眠妨害

明け方午前6時前、目覚まし時計のベルが鳴り響く。またかよ、いい加減にしてくれ。どこぞのうっかりさんが目覚ましをセットしたまま部屋を留守にしてるらしいが、頻繁すぎる。週に1回は起こってるような。しかもこの目覚まし時計、たっぷり30分は騒音を撒き…

『ローン・レンジャーとトント、天国で殴り合う』探してます

『インディアン・キラー』昨日ついにゲット。ここに書いとくと願掛けとして効力があるような気が。それともなんか良い風でも吹いてるの、今?あと残るは一冊のみ。このペースで出てくることを願う。

シャーマン・アレクシー

アレクシーに遭遇するまでの歴程は大体上記のような感じ。ナヴァホやホピの居留地を訪れた知人は、結構金に汚い奴とかいてムカついた、と言ってたが、そういうものかもしれん。こっちがヘンテコな憧れでいっぱいだと特にそうだろう。彼らを見下すのも崇める…

再びトニー・ヒラーマン

さて、ル=グウィンは両親や兄弟がインディアンについての研究をしているという環境にあって、また自分の作品でもインディアンやその世界観を扱っている。だから考えてみれば不思議ではないんだが、ヒラーマンのペーパーバックに彼女のコメントが載ってるのを…

アーシュラ・クローバー・ル=グウィン

で、イシといえばクローバーとくるわけだが。アルフレッドとシオドーラのクローバー夫妻は、『ゲド戦記』や『闇の左手』で有名なU・K・ル=グウィンの両親でもある(彼女の名前にあるKはクローバー/Kroeberの略)。私はル=グウィンは子供の頃から大好きで、一…

アーロン・エルキンズ

ヤヒ族やイシのことを知ったのはエルキンズによって。厳密に言うと、以前から名前だけは知っていたが、イシの人生やヤヒ族絶滅のあらましは『暗い森』で初めて知った。以来、他のギデオン教授シリーズはどうってこともないんだが、『暗い森』だけは特別で印…

トニー・ヒラーマン

ヒラーマンの描くリープホーンやチーに惚れてしまったことがきっかけで、私は北米インディアンへ関心を持つようになった。いたってミーハーで表面的な興味の持ち方してるんで、私の一方的な思いこみやら憧れやらも手伝って、過度に美化された歪なインディア…

全身麻酔下

http://www.ribbon-project.jp/yuji/index.htm国民保護法案、衆院通過。ほとんどテレビのニュースでも取り上げてないようだが、 どういうことだ。私は新聞取ってないんで知らないが、新聞ではちゃんと報道されてるのか? 国民が知らないうちにこっそり採決し…

Ishi’s Cave

昨日の日記について。 あと、サンフランシスコのパーナサス・ハイツって今、UCサンフランシスコのメディカルセンターになってるようだけど、ここにも行ってみたい。博物館は元々ここにあったんで、イシの散歩していた公園っていうのは、その後ろに位置するゴ…

イシ 北米最後の野生インディアン

岩波同時代ライブラリーのものは去年まで絶版状態で、子供向けのイシの物語を読んでいたんだが、いつのまにか岩波現代文庫から再刊されていた。なぬ?こないだまで無かったじゃねーか。 とりあえずすぐ購入しておいた。去年11月に出てたのかー、ちょうど私は…

Living in Orsinia. Living in the world of our own.

『ゲド戦記』が映像化されるというニュースに関してふと思ったんだが、なんでまたSCI FI Channelは今回ゲドを選んだのか?ル=グウィンはSF界の女王とも称されてるんで、SCI FI Channelってどんな局なのか知らないが、仮にもサイファイというんなら、まずSF…

変な人々 続き

ずっとNMとの件でイライラしてたんで、NZにもやはり話しておいた方がいいと思い、君の弟のことなんだけどー、実はかくかくしかじかで、と要点のみタレコんでおいた。少しすっきりしたような気がする。案の定NZは全く知らなかったようで、ちゃんと弟に…

ハイタカとライオン

id:kan143さんのところで知ったんだけど、『ゲド戦記』、TVで映像化されるのかー。うーん、思い入れが深いだけにちょっと複雑な気持ち。こういうことには私は心が狭いというか、保守反動的な傾向があるもんで、わー!楽しみです!なんて素直に言えない。でも…

インディアン・キラー探してます

アレクシーの本が手に入らない、と昨日書いたばかりだが、なんとユーズドの『リザベーション・ブルース』を発見し、即効ゲット。前日まで出てなかったのに、すごいタイミング。古本も結構チェックしてたんだが、ずっと出てこなくて、こりゃ駄目かと思ってた…

リザベーション・ブルース

1年ほど前にシャーマン・アレクシーという作家のことを知った。以来ずっと彼の本を読みたいと思ってるんだが、出版元でも在庫切れになったままで、どうやら古本屋を探すか、原書を取り寄せるしかなさそう。ちょっとウェブサイトを覗いて写真を見てみたら、な…

夜中出歩くものたち

ハリポタやLOTR人気のおかげで、巷では今やファンタジーというものは広く認知されているらしい。 数年前までは『指輪物語』を話題にしても、児童文学やファンタジーが好きな人以外には知名度が低く、何ですか、それ?という反応が一般的で、良くてせいぜい「…