ナツメヤシ

ちなみにこの干しナツメヤシ、見た目ちょいグロテスクだったりするので*1、日本人の間では好き嫌いが分かれるところかもしれない。個人的にはビバ、デーツ!ってなもんで、大好物。あちらじゃ断食明けによく供されるみたいだけど、レーズンや干し柿などを好む人ならOKだと思う。
そういえば、千夜一夜だったか何かで、ナツメヤシを食べては口から種を地面へプッと吹き出していたら、砂漠のジンだったかな、とにかく魔物が現れ、おまえの吹き出した種がウチの子に当たったじゃないか、どうしてくれよう、ってことで呪いをかけられる、とかいうような話があったよなー?うろ覚え。
確かロレンスも食べてたっけ。
そんなことを思いながらナツメヤシを噛みしめれば、さらなる口福が与えられるというもの。次回は心して味わうことにしよう。

*1:色、大きさとも様々だが、褐色あるいは黒という地味な色味ながらテラテラと光沢を放つその偉容は、ちょっと昆虫の蛹を干したようにも見えなくはない。