2005-11-10から1日間の記事一覧
第2次大戦前の東欧なんかのユダヤ人ゲットー。デナンクスの『記憶のための殺人』におけるアルジェリア人の生活ぶりのくだりを読んで頭に浮かんだイメージである。デナンクスの描写がどれほど当時の状況を正しく伝えるものなのかは不明だが。 時は1961年、カ…
アマゾンで確認すると日本ではハヤカワ・ミステリから出てるものがあるみたいだ。↓で紹介されてるノンフィクション作品Jours tranquilles à Belleville (『ベルヴィルの静かな日々』)、読んでみたくなった。日本では出版されてないようだけど。 で、以下の…
デナンクスなど「五月革命世代の左翼ノワール作家」については下記のページ↓が詳しくて面白い。以前デナンクスについて調べていた時に発見し、おお!と唸らされたサイト。私にはわからない固有名詞だらけなのが悲しいが、怒りまくってるデナンクスの様子がう…
フランスでの暴動のニュースを知り、デナンクスを思う。今回の暴動が最初に始まったサン・ドニはディディエ・デナンクスの出身地であること、そして彼自身もフランス系フランス人ではあるが「低家賃住宅団地」育ちのいわゆる労働者階級であること、などが記…