『捜査』しか読んだことないんですが

クラクフにてスタニスワフ・レム逝去。合掌。

私はこのSF界の知的巨人の巨人たる所以を理解できてはいまい、と思いつつ。
去年ふと思い立って久しぶりにレムの『捜査』を読んだりしたのだが、相変わらず難解。ソラリスとか有名どころは素通りしたまま、こればっかり何度か読み直してるんだよなー。いくら読み返してみてもつかみどころが無く、靄の中に取り残される。多分、このわからなさ加減が心地良いのだ。

捜査 (ハヤカワ文庫 SF 306)

捜査 (ハヤカワ文庫 SF 306)