are they really that naive or simplistic?
トルコのマフィアドラマ、kurtlar vadisiが映画になったというニュースには、なにやらミョーな懐かしさ?を覚えていたのだが(http://d.hatena.ne.jp/kann/20060204)。
http://www.kurdistanobserver.com/ 2月6日掲載分に "Kurtlar vadisi - Irak" に対する観客の姿勢に関して書いたものが載っている。"Turn Your Back On The Bitter Realities And Start Living In A Virtual World"というタイトルで、元はthe new anatolian紙の2月7日の記事*1→http://www.thenewanatolian.com/opinion-18.html
これを読んでまずは本当かよ?と訝しむ。皆そんなに単純じゃなかろうよと疑いながらも、うーむ、なんといってもトルコだからなー、そういう人々も多数存在するかもしれん、ともついつい思ってしまったり。kurtlar vadisiのシリーズについて「これは事実に基づいたドラマなんだ、だから本当の話なんだ」と真顔で語る人がいたし、オットーもそれでハマって観てたようだし(本当に実話なのかどうかは知らない)。とすれば、映画も実話だと信じて影響される人がわらわら出てきたって不思議じゃないのかも。とにかく俺らが一番だもんね、トルコ最高!っていう、かなーり歪んだ愛国心とやたら肥大した自負心を持つ、まあ素直というか単純というか、ちょいうっとーしー輩がいっぱいいそうだわ。実話であるかどうかはさておくとして、そもそも映画の力って大きなものだから、良くも悪くも簡単に影響受ける人ってどの国にもいるんだろな。
東京外語大の新聞記事翻訳プロジェクトのサイトでも"Kurtlar vadisi - Irak"に関する記事が取り上げられている↓。
映画版「狼たちの谷、イラク」封切 −米国大使がトルコでの反響を本国へ報告(Milliyet紙)http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/newsdata/News200626_1854.html