似て蝶 番外編

Pogača - はじめての人のセルビア生活

なんと、ポガッチャですと?
土耳古にはpogaca(ポアチャ。私のコンピュータではちゃんと表記できないが、gはユムシャック・ゲー、無音化して音を伸ばす。cはセディーユみたいなシッポが付く。チャ行の音)と称される、バターたっぷりの甘くない菓子パンみたいなやつがあるんだが*1
さらにさらに土耳古においてもkaymak(カイマック)という濃い生クリーム様のものがごわすでごわすよ。
うーん、チョルバといい、共通するものがありますのー。かつてのオスマン帝国の影響か?それともバルカン発祥で後に土耳古に輸入されたとか?ま、こーゆーのを現在の国境で分割して考えても詮無いことだが。
クロアチアでホームメイドのチーズパイみたいなのを振舞われたことがあるが、あれもパイ皮の具合が土耳古のボレキに似て蝶であった。フォークじゃなかなか切れない、つおーいパイ皮なのだ。
土耳古はけして好きな国じゃないんだが、密かにその言語には興味があったりする。食べ物はいうにおよばず。私、どこでなに食べても大概おいしいと思ってしまう節操の無い舌を所有するシアワセ者なんで。
いやー、全くもってシアワセな奴。

*1:ポアチャにはプレーンなものやチーズ入りなど各種ある。普通のパンはエキメッキという。ちなみにAn-chanさんのおっしゃる網目模様のパンというの、土耳古でラマザン時に出まわるピデに似てる感じがする。