誰が呼んだか三大ナントカ

はてなのキーワードを見てて気付いたんだが、トールキンの『指輪物語』は

戦後三大ファンタジーの1つ。(残りの2つはナルニア国ものがたりゲド戦記

ということになってるらしい*1。知らなかった。

確かにLOTRは金字塔的作品なんだろなと思う。ただ、ちょこっと素朴な疑問が浮上したので、以下ウダウダと。
三大ファンタジーって、誰がどういうふうにして決めたの?ファンジンでアンケートでも取ったのか?ここに挙げられてない、例えばピアスの『トムは真夜中の庭で』とかはどうよ?長編で何巻にもわたって物語が続いてることが選定基準にあるのかしらん。ボリュームの大きさって意味で「三大」?それとも発行部数の大きいってことでの「三大」とか。どなたかご存知でせうか*2

ま、ファンタジーって言葉もちょっと厄介なシロモノ。当然のように自分でも使ってるけど、それは感覚的になんとなくこういう類の作品を指すと思ってるだけであって、引き延ばして解釈すればあらゆる文学作品にあてはめることが可能だったりするし。

*1:ここで言う「戦後」というのは「第二次大戦後」ってことだよね?じゃ、戦前三大ファンタジーっていうのだってあるのかもしれない。

*2:まずは検索でもしてみるかと「三大ファンタジー」で検索。あらま。「出典不明」なんだと。