道教も、タオイズムとかいうとやたら哲学的な匂いがするのに

ちと興味が湧いたので、手許にあった道教に関する胡散臭い本(というか、ムックと呼ばれる類のやつ)を開いてみたところ、「房中術」に目が留まってしまい、しばし読み耽る。なんか笑える、というか、すごいよ、道士の説くハウツーセックス。健康と長寿は正しい性の営みから、だそうで。決してイクことなく、一昼夜に数十回するべし、って言われても、ものすごく体に悪そうなんだけど。
でもこれ読んで、日本の『房事養生鑑』も、道教の房中術に倣っているのだ、と納得した次第。インドのタントリズムとも共通するようなので、最初はインドから中国、そして日本へと伝播したものなのかもしれん。