o, lord!

昨日見つけたテレグラフの記事をめぐっては、やはりアメリカでも論議をよんでいるみたい。
で、映画『ライオンと魔女』自体は『パッション』から連想されるような激しいものではなく、安心して楽しめる作品であるらしい。特にルイスやナルニアの神学的背景とかいった予備知識や情報なしの状態で臨む場合には、おそらくキリスト教アレゴリーに気付くことすら稀であって、素敵なファンタジー映画としてひたすら面白く観賞できる仕上がりになってるんじゃなかろうか。
ヘンに怖がらせてしまったかもしれませんが、すみません。もちろんお子様連れでオッケーでしょう。>id:andy22さん。
しかしテレグラフの報じる内容に言及してるサイト(ブログ含む)をちょこちょこ覗いてみると、やはりというべきか、クリスチャン・コミュニティ界隈のもの多し。米国では、ナルニアの封切りを期待して待つファンと毎週教会に行くような人々とが重なる率が高いのか、ひょっとして?
たまたまかもしれないが、今日ちょっと検索して見てみた限りでは、ナルニアについて語ってるブロガー(於アメリカ)ってコンサバ、クリスチャンってのが結構目につくんだよなー。神とか教会とか神学とかジーザスとか、なんかそういった文言とともに。
ま、もともと英米などではルイスは神学者としてよく知られていたわけだし。なるほどね、クリスチャンに狙いを定めるというディズニーの戦略は至極当然だったのか(少なくともアメリカでは)、と思った次第。